私たちが大切にしていること

CONCEPT

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yutaka

【ごあいさつ】

自己の充実と社会での自立を図る、
心豊かな子どもが育つ
幼稚園づくりに取り組んでいます。

学校法人札幌豊学園 札幌ゆたか幼稚園は
昭和42年(1967年)に道より認可を受け、
「人育ちの原点」として
地域に根付いた幼児教育に着手し、現在に至ります。
教育は「自分探しの旅」を助ける営みです。

また、教育の目的は子ども一人ひとりがもつ良さや
可能性に働きかけながら、
自分らしさを発揮しその自己充実を図り、
周囲の人とかかわり合いながら
社会の中で生きぬくことができるよう
見守りながら援助することです。
札幌ゆたか幼稚園では創立以来そのような
「生きる力」の土台作りに日々努めて参りました。

しかしながら、社会環境が多様に変化を遂げる中で、
近年“育つ”営みそのものが崩壊の危機にさらされています。

それに伴い、幼児期の教育に求められる役割が
多岐に亘るようになりました。
そこで今こそ“園”と“家庭”そして“地域”の連携・協力の基、
幼児期に必要な豊かな生活環境を充実させ、

子ども達の生き生きとした笑顔溢れる社会が形成されるために、
幼児教育の重要性を社会に示す必要があると考え、
令和4年4月より
認定こども園 札幌ゆたか幼稚園として再出発いたしました。

私達が目指す認定こども園は、常に「子どもを中心」に考え、

「子どもを主語」にしながらより良い園運営の在り方を模索し、

大人や社会の都合に振り回されない
「子どものための認定こども園」を目指します。

そのためには、長年培ってきた「幼稚園文化」を基盤とした
幼稚園の良さを見失わない

「札幌ゆたか幼稚園スタイル」として運営していきます。
社会情勢が如何様に変化しても、その時代に合わせて

「変わるべきこと」と「変わってはいけないこと」を常に見極め、

その時々に必要とされる園としての“役割”を
果たせるよう進化し続けていきます。

そして、其々の人生の序盤を飾った認定こども園
札幌ゆたか幼稚園は、何年経っても
子ども・ご家族の方にとっての
「心のふるさと」として在り続けていきたいと考えております。

認定こども園
札幌ゆたか幼稚園

理事長・園長 丸谷 雄輔

【教育・保育目標】

一人ひとりに応じたきめ細やかな保育を

ゆたか幼稚園の教育・保育目標は、
「こんな人に育ってほしい・・・」という願いを込めた、

私達が目指している子ども達の姿です。

子どもの未来(10年後・20年後)を見据えて、
日々繰り広げられる子どもと大人の織り成す世界を大切に、

一人ひとりに寄り添った保育を展開し、
これからの社会で生き抜くために必要な
「生きる力の基礎」を育みます。

ゆたかな こころ

自分を信じて、他者を信じる心

幼児期に自己肯定感の根っこが育まれるよう、日々の生活の中で豊かな心の動きを経験し、生きる実感を持ちながら自分らしく周囲の人とかかわることができる…そのように心が安定し豊かに変容を遂げるよう、子ども達一人ひとりの気持ちを受け止めることを大切にします。

たくましい からだ

意欲的な生活を送るための身体

将来大きな病気や怪我をしないためにも、幼児期に全身を使って全力で「遊び込む」ことが、人間としての身体作りの基礎となります。子ども達の「やってみたい」気持ちをかき立て、意欲的に生活を楽しむ中で、心と身体の調和を図りながら成長を遂げることができるような環境作りに努めます。

ただしい かんがえ

思いを巡らせ、他者と共に考える力

日々の生活の中で「自己選択」「自己判断」「自己決定」「自己表現」「自己実現」ができる環境を保障し、自分の思いや考えを自分らしく表現しながら友達と一緒に生活を楽しむ中で、社会性が芽生え、道徳心を養うことができるようなかかわり合いを大切にします。

私たちの願い

POLICY

モットー

自分らしく周囲の人と共に生きる
喜びを見いだせるよう、

子ども達一人ひとりの「心の根っこ」を支える。

コンセプト

“ゆたかなこころ”を育てる

育てていきたい子どもの姿

私は“わたし”、でも私は“みんなの中のわたし”〜自分らしく生活を楽しみ、ゆっくりと友達の存在を受け入れていく〜

1歳児

「ぼく」「わたし」のはじまり
思いを表現する
喜びを

安心できる保育者との生活の中で、自分でやってみたいという気持ちが芽生えてくる。

2歳児

「ぼく」「わたし」とは
自分の世界を広げる
第一歩を

温かな雰囲気の中で様々なことを繰り返し経験し、何事にも自分でするようになる。

3歳児/年少

「ぼく」「わたし」になる
“自分”を確立する
第一歩を

ゆったりとした安心感の中で心が安定し、自分らしさを出せるようになる。

4歳児/年中

「ぼく」「わたし」が「みんな」と交わる
葛藤経験から築く
友達関係を

自己主張をぶつけ合いながら、「人と共に生きる力」の基礎を身に付ける。

5歳児/年長

「ぼく」「わたし」と「みんな」が深まる
協同的な
集団生活を

今までの経験を踏まえ、自分達で物事を解決したり調和を図れるようになる。

「できること」よりも「経験すること」に
価値を置き、
「過程(プロセス)」を
見つめることを大切にしています。

札幌ゆたか幼稚園では、子ども一人ひとりの
「その子らしさ」と「心の動き」を大切にしています。

私達は「その子らしさ」を見つめ、
成長のきっかけとなる環境を整えています。

成長とは、単なる「できた・できない」の単純な評価だけではなく、
子どもの遊びや活動、生活の過程(プロセス)の中で

どのように心が動くか(非認知能力の育ち)ということが
重要で、価値のあることだと考えています。

非認知能力(考えたり、感じたり行動に移したりする上での基礎となる力)と認知能力(物や人などの対象を知覚する力)が絡み合うように育まれていくことを木に例えて表している図

好奇心旺盛で、自己中心的な傾向が高い
乳幼児期の「遊び」や「生活」の中で、
「非認知能力」は育まれていきます。

この能力は、一般知識などの「認知能力」と
絡み合うようにして伸びるため、乳幼児期の「遊び」が
とても重要だと考えています。

たくさんの人からの
「愛されている」を実感する
子どもたちの学びの物語

LEARNING STORIES

生活の営みの中での、その子なりの心の育ちを、内面の育ちやプロセス(過程)を肯定的に捉えて記録する「成長の記録(○○くん・○○ちゃん物語)」として年に10回配布します。保護者の方の視点で育ちや感想を記録していただくことで、この物語がより深く彩られ、子どもたち一人ひとりにとって「愛されている」「輝いている」「より自分が大好きになる」記録となることを願って作成しています。

保護者の方の「育ちの実感」、保育者の「子ども理解」、子ども達(仲間)の安心感・自己肯定感 三者が共有しています!
6つの視点の窓から心の育ちを見取ります
「生活する姿」のキーワードを6つの窓から捉えます ①興味・関心を持った時 ②夢中になって取り組んでいる時 ③挑戦しようとしている時 ④自分の気持ちを色々な方法で表現している時 ⑤誰かと一緒にいる心地良さを感じている時 ⑥自分なりに考え、行動しようとする時
いつでも手に取って見られるように

「○○くん・○○ちゃん物語」を各教室の子どもの目線に合わせた位置に置き、いつでも誰でも記録を手に取って見られるようにしています。保育者、保護者の方、子ども達(仲間)の三者が共有することで、保育者にとっての子ども理解、保護者にとっては育ちの実感、子ども達にとっては安心感や自己肯定感を支える役割を果たしていきます。

札幌ゆたか幼稚園らしい認定こども園
「ゆたか幼稚園スタイル」

YUTAKA KINDERGARTEN STYLE

幼児期の心身の健やかな成長を、
子ども側の“立場”と
“視点”に立って支えていきます。

「ゆたか幼稚園スタイル」とは、
「幼稚園在籍(1号認定)」の子どもを中心とした定員設定とし、
1週間の中で月〜金曜日の5日間、
8:30〜14:00(午前教育は〜12:00)の
教育時間の枠の中で保育を計画し、
子どもの心身のリフレッシュのためにも

夏・冬・春休みを設ける、幼稚園文化と
幼稚園らしさを大切にしたスタイルです。

子どもの権利を大切に、
子どもの声に耳を傾け、
子どもの声を尊重します。

「幼稚園スタイル」を基本とするため、クラス担任は平日の基本の教育時間のみ子どもと直接関わり保育を営み、教育時間以外の時間は「保護者対応」「保育カンファレンス」(今日の保育の振り返り〜翌日以降の保育の計画等)」「行事の計画や準備〜振り返り」「保育の質向上のための園内研修」等々を行います。

基本の教育時間以外の時間や土曜日は「ホームフレンドサークル」として、フリー保育者を中心に、ゆったりとした家庭保育のような雰囲気を大切にしていきますが、限られた人員配置や保育環境となることをご理解ください。

子どもの心身の育ちを第一に考え、家庭での親子の時間も確保できるよう、お仕事がお休みの日は欠席される等、必要最低限の日数及び時間帯のみホームフレンドサークルを利用していただくようご理解をお願いいたします。

お気軽にご見学ください

ご見学やご相談は、随時受付中です。