ゆたか質問箱Q&A

見学の際にみなさんからよくいただく質問を集めました。
大切なお子さんを預ける幼稚園選びに疑問はつきもの。本園としても子どもを中心にご家庭と同じ方向を向いて子どもの育ちを支え合っていきたいと願っています。 この他にも質問等ございましたら、お気軽にお尋ねください。

ゆたか質問箱Q&A

おむつがはずれていませんが入園できますか?

入園できますが、お子さんの成長(自立)を考えると、年少組で入園する段階ではずれている状態が望ましいです。但し、発達の個人差にもよりますので、お子さんの状態に合わせ、入園までに無理のない範囲でご家庭でのトレーニングもお願いしています。

年少組ではずれていないお子さんは、紙おむつやおしり拭き、ビニール袋を準備していただき、使用した分のおむつをその日に持ち帰り、次の日に持たせていただきます。
なお、1・2歳児のお子さんは、園で用意した紙おむつ、おしり拭きを使用し、園で廃棄もいたします。(対象のお子さんは、別途料金がかかります。)

2歳児クラス(子育て支援〜1号認定)で、3歳の誕生日を迎えた時点で「幼稚園児としての在籍」とは、どういうことでしょうか。

幼保連携型認定こども園は、満3歳以上の子どもに対する教育並びに保育を必要とする子どもに対する保育を一体的に行い、子どもの健やかな成長が図れるよう適当な環境を与えて、心身の発達を助長するとともに、保護者に対する子育ての支援を行う場です。当園では、保育を必要とする・しないに関わらず「子育て支援」の更なる充実を図り、「2歳児らしい生活」を保障するために、2歳児クラスを設けております。ですから、正式には3歳の誕生日を迎えるまでは「子育て支援の場」であり、3歳の誕生日を迎える時点で「教育・保育給付認定(1号認定)」を申請していただき、「幼稚園児」としての在籍となります。ただし、あくまでも書類上の考え方であり、1年を通して「子育て支援のお子さん」「1号認定のお子さん」「3号認定のお子さん」が、「2歳児クラス」で同じように過ごします。なお、保育料は3歳の誕生日を迎えるまでは園で定めた一律の保育料、3歳の誕生日からは正式な園児(1号認定)となるため、無償化となります。
(例:5月20日生まれ→4月〜5月19日までは「子育て支援」としての2歳児クラス在籍、5月20日〜3月までは「幼稚園児」としての2歳児クラス在籍、翌年4月〜年少組在籍。)

支援の必要な子ども(発達に遅れがある等)の相談や受け入れはしていますか?

どのお子さんにも個別の支援は必ず必要ですが、各種相談機関等で言葉や発達の相談・検査をされているお子さん、医師の診断により支援が必要とされているお子さん、児童デイサービスに通所されているお子さんも本園に入園しています。
まずは、本園の教育方針をご理解のうえ、共感していただければ、当然受け入れ可能ですが、配置する保育者数に限りがあり、一人のお子さんに専属として加配(補助保育者が個別の支援をすること)し、マンツーマンでかかわりながら集団生活を補助していくことはできません。(専門的な知識や特別な資格<言語聴覚士・臨床心理士等>を兼ね備えた保育者は当園にはおりません。)身体・情緒面で集団生活が難しい等の場合は、入園前の見学等で事前にご相談ください。

 

特に1・2歳児のお子さんに関しましては、特別な支援を要するお子さんに十分な個別の支援をお約束することができません。ですから、特別な支援を要するお子さんに関しましては、3歳児(年少組)から入園されることをお勧めいたしますので、ご相談ください。

なお、お子さんの発達について育児相談等も受け付けております。

月齢が低い場合や発達に心配なことがある場合も、入園できますか。(2歳児)

2歳児が「2歳児らしい生活」を送るために「安心・安全な健やかな生活」が必要となり、中でも大切なのは「人」つまり「先生と個々の子どもの安心感」がまずは基盤となります。担任保育者との安定した生活を保障するためにも、お子さんの月齢や発達の状況を考慮していただいた上で、お子さんにとって無理のない範囲で入園を検討していただきたいと思っております。また、保育者の加配(補助保育者が個別の支援をすること)はありませんので、個別の支援を要するお子さんに十分な支援をお約束することができません。ですから、特別な支援を要するお子さんに関しましては、ゆたかっこサークル(2歳児親子幼稚園)に入会され親子で1年をかけて緩やかに園に慣れていただき、3歳児(年少組)から入園されることをお勧めいたします。なお、3歳児(年少組)の入園に関しましても、1対1の加配はできませんが、特別な支援が必要だからという理由でお断りすることはありません。(特別な事情の場合は除きます。)

入園後、すぐに友達と遊べるようになりますか?

入園前のお子さんの育ってきた環境や背景は様々であり、集団生活を送ることが初めてのお子さんが大半です。
まずは、保育者との信頼関係の中で安心感を持つことから自分の好きな遊びや居場所を見つけるようになり、安定した園生活を送れるようになります。 
その過程を経て、少しずつ周りの友達の存在に気付いて遊べるようになりますので、ゆっくり時間をかけて共に見守りましょう。

バスは自宅前まで来てくれますか?

ご自宅の前ではなく、お近くにお住まいの方と同じ停留所をご利用いただいております。同じ停留所のお子さん同士のかかわりが生まれると共に、バスの乗車時間や園到着時間の短縮となり、教育時間が少しでも長くなるため、ご理解ください。

また、住宅地のような道が狭い場所にはバスが入れませんので、道が広い場所まで出ていただく場合もあります。(冬期間は更に道が狭くなるため、幹線道路を中心に運行します。)

全4コースを2台のバスで運行しておりますが、入園するお子さんの住所や乗車人数等に合わせ、毎年停留所の見直しやコースを再編成しますので、時間や停留所が年度毎に変更になる場合がありますので、予めご了承ください。

なお、1歳児のお子さんはまだまだ大人の援助が必要であることや安全面を考慮し、バスには乗車せず、保護者の方に送迎していただきますのでご理解ください。

子どもに食物アレルギーがありますが、どのような対応をしていますか?

アレルギーがあると申告があった方へは「アレルギー調査票」を記載していただきます。また、毎月の献立の成分表をご確認いただき、それをもとに、管理職・管理栄養士・担任保育者がアレルギーの程度や除去の必要性を把握し、調理員への情報提供・共有をし、メニューによって代替食(除去食)を提供したり、家庭からの持参をお願いしております。(給食の調理は同一の調理室内で行っていますので、微量混入:コンタミネーションの可能性があります。)
また、遠足等の子ども同士のおやつ交換でアレルギー物質を口にしないよう全員に指導しています。本園では最善の注意を払っておりますが、アレルギーのお子さんに関しては、対応用の座薬、飲み薬を各ご家庭からお預かり・保管し、万が一に備える場合もあります。

喧嘩や怪我について、どのような対応をしていますか?

園生活の中で、自分と相手の思いを主張し合い喧嘩になることもあります。そんな時こそ、かかわり方を学ぶチャンス!自己主張をぶつけ合い、相手の気持ちに気付いたり、互いの気持ちに折り合いをつけたりすることを、やりとりの中で学んでいきます。だからこそ、喧嘩やトラブルを未然に防いだり、大人の都合で奪わずに、成長・発達の機会として、あえて保障したいと考えております。トラブルを避ける保育は、子どもの「経験」「発見する権利」「考える力」を奪うことになります。ルールは守るだけではなく、困った時に作っていくもの。遊びや生活の中で「ルールを考え出せる子ども」を育てます。

また、遊びの中での小さな怪我(擦り傷・打撲等)も同様に、安全に生活するための「生きる力」を育むためのもの。大きな事故に繋がることは当然未然に防ぎますが、「小さな怪我は大きな怪我の抑止力」となるため、あえて保障したいと考えております。

預かり保育はありますか。

新2号認定のお子さん(年少・年中・年長)を対象に、就労等の支援として「預かり保育(ホームフレンドサークル)を実施しております。

2歳児クラス(子育て支援~1号認定)のお子さんに関しましては、原則預かり保育はありません。2歳児らしい「安心・安全な健やかな生活」を考えると、長時間ではなく、まずは短時間で1年をかけて園に慣れてほしいと考えております。

保護者の参加する行事には、どのようなものがありますか?(年少・年中・年長)

元気いっぱいゆたかっこDAY(6月)・ゆたかまつり(9月)・発表会(12月)、お誕生会(お子さんの誕生月)、ふれあいエンジョイタイム(2学期)、保育参観日(学期毎)、各種懇談会(学期毎)にご参加いただきます。その他に、クラス役員(母の会)が企画する、茶話会(参加は任意)や親子レク等もあります。

あまりご来園いただく機会は多くありませんが、行事への参観や保育参加をしていただくことで、お子さんの成長や友達関係を理解するのはもちろん、他のお子さんにも目を向けながら、園と家庭が同じ方向を向き、共に子育てをしていくという気持ちを大切にしたいと考えております。

行事には、どのようなものがありますか?(1歳児・2歳児)

2歳児のお子さんは「2歳児らしい生活」を保障することを第一に考えているため、全ての園行事に参加するわけではありません。子ども達の状況に合わせて、季節行事のお楽しみ会等に参加する場合もあれば、2歳児クラスの中で楽しむ場合もあります。入園式は行わず、年少組へ進級の際に3歳児(年少組)入園のお子さんと一緒に入園式に参加していただきます。
元気いっぱいゆたかっこDAY(6月)・ゆたかまつり(9月)は親子で楽しんでいただきますが、発表会(12月)はせずに、普段の遊びの中で劇遊び等を楽しみます。
1歳児のお子さんは、お誕生会や季節の行事等、クラスの中でゆったりと行事を楽しみます。
1歳児・2歳児共に保育参観や保育参加の日を設け、保護者の方と成長を共有できる場を大切にしていきたいと考えております。